【国際】国防費毎年8%の大幅削減 米国防長官、計画策定を指示か
【国際】国防費毎年8%の大幅削減 米国防長官、計画策定を指示か
米国防長官が国防費の大幅削減を指示したことで、今後の防衛政策に大きな影響が出ることが予想されます。これまでの高い防衛費からのシフトは、戦略の見直しを促し、より効率的な資源配分を目指すものとなるでしょう。果たして、これが国際情勢にどのように影響を与えるのか、今後の動向に注目です。

アメリカのヘグセス国防長官が今後5年間にわたって、国防費を大幅に削減する計画の策定を指示したとアメリカメディアが報じました。
ワシントン・ポストによりますと、関係者の話として、ヘグセス国防長官が19日に国防総省の高官らに対し、今後5年間にわたって国防費を毎年8%削減する計画を24日までに策定するよう指示したということです。
トランプ政権が重視するメキシコ国境での軍の配備や、核兵器やミサイル防衛の近代化などはコスト削減の対象から除外されます。
国防関係の予算は議会での合意を得て成立しているだけに、ワシントン・ポストはヘグセス長官が削減案を実行に移せば、超党派の議員からの反発に直面するのは確実と指摘しています。(ANNニュース)
