【社会】「この時期にどうして?」コメの不法投棄に衝撃 「『消えた米』ってこれだろうな」転売疑う声も
【社会】「この時期にどうして?」コメの不法投棄に衝撃 「『消えた米』ってこれだろうな」転売疑う声も
「この時期にどうして?」コメの不法投棄に衝撃 「『消えた米』ってこれだろうな」転売疑う声も 海岸沿いに捨てられた、段ボール箱いっぱいの玄米。コメの価格高騰が問題となるなか、ネット上で衝撃の写真が拡散し、波紋が広がっています。いったいなぜ、… (出典:) |

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海岸沿いに捨てられた、段ボール箱いっぱいの玄米。コメの価格高騰が問題となるなか、ネット上で衝撃の写真が拡散し、波紋が広がっています。いったいなぜ、貴重なコメが捨てられていたのでしょうか。コメの不法投棄現場を発見した公益財団法人・かながわ海岸美化財団の担当者に話を聞きました。
ネット上では転売行為を疑う声やさまざまな臆測も
「玄米も捨てられてました・・・。
この時期にどうして?」
今月29日、かながわ海岸美化財団の公式アカウントがSNS上に投稿した写真には、草むらの中に捨てられた段ボール箱と、その中いっぱいに詰められた玄米が収められています。玄米を包む米袋は破け、茶色い玄米の中にはところどころに虫のようなものが混じっています。
高騰するコメの不法投棄写真には、5000件を超えるリポスト、1万件もの“いいね”が集まるなど話題に。「やっぱり転売ヤーの仕業でしたね」「あるいは、転売ヤーから買ったら、これが送られてきたとか?」「捨てた奴に天罰が下りますように」「米でコレやっちゃうと、ガチ目な法整備論争起きちゃうのに…」「戦後の食糧難の話しを聞いて育った俺は、絶対に許せない!」「コメ高騰や不足の原因は、国でもJAでもない。コメを買い占めてこういうことする転売屋が一番の原因なんだ」「結局、農水省とかJAが言う『消えた米』ってこれだろうな」など、転売行為を疑う声やさまざまな臆測が寄せられています。
写真を投稿した公益財団法人・かながわ海岸美化財団は、1991年に設立。「日本で唯一の海岸美化専門の団体」として、神奈川の海岸を中心に清掃活動をしています。東は横須賀市の東京湾側から、西は静岡県の県境まで、約150キロの自然海岸を清掃し、年間で2000トンものごみを回収しているといいます。
今回の投稿について、かながわ海岸美化財団の担当者は「今月23日に、横須賀市野比海岸の海岸入口付近で発見したものです。道路に近い場所だったので、前の晩に車で持ってきてササっと不法投棄した可能性が高いです。こちらは全て回収して、焼却処分しました」と説明。
一連の反響については「まずは『ごみを捨てないで欲しい』が一番の思いで、その次に『どうしておコメを捨てるのか』という思いがあります。今回、ネット上で大きな反響をいただき、今タイムリーであるおコメの問題についての関心の高さをあらためて感じました。コメはやはり日本人にとって特別なものであるということの表れだと思いますし、そうしたものをポイっと捨てていく方には憤りを覚えます」と話しています。
ソース https://news.yahoo.co.jp/articles/2096df983982b3ac619ecbf1bc915bb7f8fc57e9