【国際】ロシア軍いよいよ限界か?「ソ連の遺産」を食いつぶしたことが衛星画像で明らかに 英国防省が分析

【国際】ロシア軍いよいよ限界か?「ソ連の遺産」を食いつぶしたことが衛星画像で明らかに 英国防省が分析

ロシア軍が抱える問題点が浮き彫りとなった今回の分析は、興味深い内容です。ソ連時代からの遺産を食いつぶしているという事実は、ロシアの軍事力がいかに脆弱になっているかを示しています。今後の軍事行動における選択肢は限られており、国際情勢にさらなる変化をもたらす可能性があります。

衝撃的な衛星画像が公開されました。

ロシアが保管していた旧式戦車が大幅に減少

 イギリス国防省は2024年12月17日ロシア国内にある戦車貯蔵基地の衛星画像を公開し、保管されている装甲車両が大幅に減少しているとの見解を発表しました。

 同国防省は、ロシア軍ウクライナに全面侵攻を開始した2022年2月以降、3600両以上の主力戦車と約8000両の装甲車を喪失したと推定しています。

 ロシア軍は膨大な損害を補充するため、保管されていた旧ソ連時代の状態が悪い旧式車両に依存するようになっているとのこと。これらの旧式車両は、国内の戦車貯蔵基地から運び出され、可能であればアップグレードされた上で最前線に投入されているとしています。

 公開された衛星画像は、アルセー二エフ、ブイ、ウラン・ウデにある戦車備蓄基地を上空から捉えたもので、2022年から2024年にかけて、保管車両が大幅に減少したことが確認されたとしています。

 ロシア軍は現在、ウクライナ東部などで戦術的には前進しているものの、兵士だけでなく、装甲車両にも大きな被害を受けており、損害を顧みない戦術をいつまで続けられるのかが注目されています。

ウクライナ領内に遺棄されたロシア軍のT-62戦車(画像:ウクライナ国防省)。

(出典 news.nicovideo.jp)

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