【国際】「日本人の格好なんかしやがって」とコスプレイヤー襲撃も…中国で広がる日本文化への反発―台湾メディア

【国際】「日本人の格好なんかしやがって」とコスプレイヤー襲撃も…中国で広がる日本文化への反発―台湾メディア

台湾メディアが報じた「日本人の格好なんかしやがって」という言葉が象徴するように、中国内の文化的対立が浮き彫りになっています。しかし、コスプレやアニメ文化は国境を超えた愛好者たちによって築かれてきたもの。多様な文化を受け入れ、共に楽しむ姿勢が求められる時代だと感じます。

2025年2月5日、台湾メディア・三立新聞網は、中国本土で日本文化に関連するイベントを開催すると、しばしば地元住民の反日感情を刺激してトラブルが起きるとする記事を掲載した。

記事は、中国では22年以降、日本のアニメイベントが警察沙汰になるケースが相次いでいるとし、その例として日本の「夏祭り」を模したイベントが市民からの通報で中止になったり、23年8月に江蘇省南京市で開催された「SECONアニメ次元カーニバル」では公安当局が「日本語の歌の放送禁止」「和服の着用禁止」を命じたりといった事案を紹介した。また、23年に発表された中国の「治安管理処罰法」原案で、公共の場において「中華民族の精神を損ない、民族感情を傷つける服装」の着用を禁止する内容が盛り込まれて物議を醸したことを伝えた。

そして、昨年7月下旬には黒龍江省ハルビン市で、コスプレイヤー2人が日本の人気アニメ「ナルト」の登場人物「うちはオビト」と「うちはサスケ」にそれぞれ扮して地下鉄を利用したところ、「中国人が日本人の格好なんかしやがって」とこん棒を持った地元の年配男性から攻撃されるトラブルが発生したことを紹介した。

記事は、トラブル発生当時、コスプレイヤー2人がすぐに警察に通報したものの、駆けつけた警察官は年配の男性がすでに立ち去っていたこともあって2人に被害の取り下げを求めたとの情報が流れていたことを伝え、警察官の態度に多くのネットユーザーが「なぜ事件を取り下げなければならないのか?取り下げることはこうした『偶発的な』事件を助長することになる」「個人の趣味が罪とされる国なのか」といった疑問を投げ掛けたと紹介している。(編集・翻訳/川尻)

5日、台湾メディア・三立新聞網は、中国本土で日本文化に関連するイベントを開催すると、しばしば地元住民の反日感情を刺激してトラブルが起きるとする記事を掲載した。

(出典 news.nicovideo.jp)

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