【韓国】 「ロシア近海までイカがいなくなった」…東海漁民、泣く泣く船を売却

【韓国】 「ロシア近海までイカがいなくなった」…東海漁民、泣く泣く船を売却

最近の報道によると、韓国の東海漁民がロシア近海までイカがいなくなってしまったために、多くの漁師たちが泣く泣く船を売却しているという。これまで豊かな漁場として知られた地域が、今や魚影が薄くなり、漁業の未来が見えない状況にあるのは非常に痛ましい。この問題は漁業だけでなく、地域経済にも大きな影響を与えている。

1 仮面ウニダー ★ :2025/04/22(火) 06:30:21.47 ID:cja5DSPK

中央日報/中央日報日本語版2025.04.21 16:26

(出典 japanese.joins.com)

◇操業日よりも船を停泊したままの日が増えて

先月23日、江原道江陵市注文津邑(カンウォンド・カンヌンシ・チュムンジンウプ)の注文津港。
イカ漁に使用する電球をぶら下げた69トン級の網漁船「カンドン号」が港口側に停泊されていた。

表面だけ見れば何も問題なさそうなこの船はまもなく韓国水産資源公団が鑑定評価を実施した後、造船所に移されて解体作業に入る。
申請から2年で海洋水産部が推進する減隻事業に選ばれたからだ。

カンドン号はこれまで東海(トンへ、日本名・日本海)近海やロシアを行き来しながらイカ漁を行ってきた。だが、イカが東海岸は
もちろんロシア漁場でも激減して操業に出ていける日がますます減った。カンドン号の前で会った船長チン・ミョンホさん(65)は
「昨年イカ漁をしようとロシアにも40日以上も行ってきたが、イカが獲れなくて1億ウォン以上の赤字が出た」とし
「最近東海に操業を出たところで赤字にしかならないので停泊させるだけの日が多い」と話した。

7人の船員とともにイカ漁を行ってきたチンさんの船の場合、操業に出れば一日に200万ウォン(約20万円、人件費除外)の
費用がかかる。冬期の場合、一日に軽油7ドラム(1ドラムにつき200リットル)を使う。ドラムあたり18万ウォンする軽油に
食事代、たばこ代を加えた費用だ。5日出ていくだけでも1000万ウォンはかかるため、イカをたくさん獲らなければ稼ぎが残らない。

◇船員人件費に保険料までは耐えられない

チンさんは「いつかはイカを獲ることができるだろうと希望を持って耐えてきたが1人につき月250万ウォンの船員人件費に
毎年数千万ウォンに達する共済料(保険料)を支払える漁業人はほぼいない」と訴えた。

江陵沿岸でイカ漁船(9.77トン級)で操業をしているユン・グクチンさん(67)も昨年減隻事業に選ばれて廃船手続きを
踏んでいる。ユンさんも3年前から船を売ろうとしていた。だが、イカ漁獲量が急減して買おうという人はなかなか現れなかった。

ユンさんは「船を売却しようとしても希望の価格で売れないため数年間減隻対象に選ばれるのを待っていた」とし
「幸い今回減隻対象に選ばれてひと息つくことになった」と話した。

22年でさえ江原地域イカ漁船の減隻申請は近海・沿岸ともに皆無だった。だが、2023年近海網漁船4隻が申請をすると
昨年近海網漁船18隻、沿岸網漁船7隻が申請した。今年は3月末現在すでに近海網漁船23隻と沿岸網漁船15隻が申込書を提出した。

ーここから後略ー
◇2020年8652トン、昨年852トンに急減
◇東海表層水温18.84度…57年間の観測で最高値

全文はソースから
https://japanese.joins.com/JArticle/332807
https://japanese.joins.com/JArticle/332808

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