【国際】政治弾圧が強まるロシア 「反戦」野党が幹部会合
【国際】政治弾圧が強まるロシア 「反戦」野党が幹部会合
ロシアにおいて反戦を掲げる野党が幹部会合を開くというのは、非常に重要な動きです。政治的な自由が失われつつある中、彼らがどのようにして国民の声を届けようとしているのか、また、その反応がどのように変わっていくのかに注視する必要があります。
ウクライナ侵攻を続けるロシアでは政治弾圧が強まる一方、「反戦」を掲げる市民たちは活動を続けています。
野党「ラススベート」は、2024年3月の大統領選挙への出馬を表明したものの当局により立候補を阻止されたドゥンツォワ氏らが立ち上げた政党です。戦時下のロシアで「反戦」を掲げ、ロシア各地に支部を持つ「ラススベート」は正式な政党登録を目指していますが、法務省は11月25日、書類の不備を理由に申請を却下しました。
厳しい弾圧により離れる支持者も少なくありませんが、「ラススベート」の幹部らは11月30日、改めて登録を目指して手続きを開始しました。今後、大規模な党大会も再び開催する予定です。(ANNニュース)