【社会】75~79歳の男性の78.7%が「自動車の運転に自信がある」、高齢者の実態調査
【社会】75~79歳の男性の78.7%が「自動車の運転に自信がある」、高齢者の実態調査
近年、高齢者の自動車運転に自信を持つ割合が増加していることが分かりました。特に75~79歳の男性の78.7%が自信を持っているという結果は、社会の高齢化が進む中での一つの注目すべき現象です。
MS&ADインターリスク総研は12月2日に、全国の日常的に自動車を運転している人を対象に実施した、「自動車運転をテーマとするアンケート調査」の結果を発表した。同調査は、11月18日~22日の期間に、1000人の男女に対して行われている。
高齢者ほど自動車の運転に
「自信がある」と思う傾向が明らかに
●75歳以上は若い人よりも「自信あり」の傾向
調査対象者に、自動車の運転に対する自信を尋ねたところ、高齢になるほど「自信がある」の割合が高くなる傾向がみられた。
男性は高齢になるほど自動車の運転に「自信がある」とする割合が高くなるのに対して、
女性は年齢を経るごとに「自信がある」が減少
自動車の運転に対する自信の度合いを男女別でみると、75~79歳の男性では「自信がある」が78.7%に達する一方、同年代の女性では44.0%と30ポイント超の開きがある。
年齢が上がるにつれて、
運転時に「不安に感じる」ことが多くなる傾向に
運転時に不安を感じる状況を尋ねた質問では、「夜間(暗い状況)」「狭い道路」「降雨時」が上位を占めた。「不安を感じることはない」(4.9%)を挙げる回答はもっとも少なかったものの、年齢が上がるにつれて「不安に感じる」ことが多くなる傾向がうかがえる。