【社会】「日本は怖すぎる」深夜の騒音に耐えかねた中国人が警察に通報するも…=中国ネット「悲惨」「日本人って…」
【社会】「日本は怖すぎる」深夜の騒音に耐えかねた中国人が警察に通報するも…=中国ネット「悲惨」「日本人って…」
日本で生活する中国人女性が日本人との近隣トラブルに見舞われた時の様子をSNSに投稿し、話題になっている。
当事者の中国人女性は先月、中国のSNS・小紅書(RED)に「日本は怖すぎる」と題する写真付きの投稿を行った。この中国人女性によると、今の家には引っ越してきたばかりで、前の家では上階の騒音に悩まされていたことから最上階の部屋を選んだものの、今度は階下の部屋の騒音に悩まされることになったという。
中国人女性は学校に通っているため毎朝早起きをしなければならず、いつも早めの時間に就寝していた。階下のどこかしらの部屋は午前0時ごろに騒がしくなることが多かったものの、まだ「我慢できる程度」だった。しかし、その日はあまりに大きな声で目を覚ましてしまい、朝になったのかと思って時計を見ると、まだ午前2時半だったという。
その日は金曜日で燃えるごみの日だったため、中国人女性はごみを捨てに行くついでにどこの部屋に明かりがついているのか確認。部屋に戻った後、警察に通報した。しばらくして到着した警察官は問題の部屋を訪れて住人らに事情を聞いた上で、中国人女性のもとを訪れて「(問題の部屋の住人が)会社の同僚を部屋に呼んで盛り上がり、声が大きくなってしまったということだった」と説明、当人らに注意したことを報告した。中国人女性は無事に解決したと思い、警察官に感謝の言葉を伝えて床に就いた。
ところが、午前3時半ごろに突然部屋の呼び鈴が鳴った。驚きのあまり飛び起きた中国人女性がのぞき穴から外をうかがうと、帽子にマスク姿の人物がドアをたたいて「開けろ」「なんで警察に通報したんだ」などと言っていた。しばらくの間ずっとドアをたたき続けていたため、やむなく再び警察に通報した。
警察官は問題の部屋の住人らを外に連れ出して事情を聞き、その後、中国人女性のもとにやってきて「今日はもう休んでください。明日、不動産管理会社に電話をして、警察署に被害を届けてください」と伝えたという。中国人女性は「深夜にこんなことがあって、もう眠れない。怖すぎる!!!」と心境をつづった。
なお、投稿には警察官が部屋を訪ねてきた様子や、建物の外で問題の部屋の住人らが警察官から事情を聞かれている様子の写真が添付されている。
中国のネットユーザーからは「悲惨すぎる」「驚いた。日本人って他人に気を遣うんじゃなかったっけ?」「日本人はモラルが高いと言われていたはずだけど」「通報したのは正解だったよ」「良い対応だったと思う。警察官が被害届を出すように勧めるということは、すでに大ごとということ。相手にちょっとでも考える頭があれば、あなたに何かすれば捕まるということが分かるはず」といった声が上がり、中には「包丁を持ってドアを開けたら違法になるのかな?」「呼び鈴を鳴らされたらナイフをちらつかせながらドアを開けるといい。おかしい人だと思えば相手はもう何も言ってこなくなる」との声も寄せられた。
また、「日本にはこういう騒音問題はないものだと思ってた」とのコメントに対し、「日本の一般的なマンションって思った以上に壁が薄い。鉄筋コンクリート造でも下の階の椅子を引く音が聞こえる」「私が(日本で)住んでいた木造アパートはお隣さんが午後11時から明け方4時までゲームをしていた(音がうるさかった)。いろいろな方法を試したけど効果がなく、仕方なく違約金を払って引っ越した」「(日本で)住んでいた家の隣の部屋に住人の友人らしき人が大勢来て午前3~4時まで騒いでいた。我慢できなくなって『これ以上騒ぐと警察に通報します』と書いた紙をその家のドアに貼っておいた。それ以降は静かになった」などの実体験も書き込まれている。(翻訳・編集/北田)