【建材】YKKAP、25年度値上げへ アルミサッシなど中心に検討

【建材】YKKAP、25年度値上げへ アルミサッシなど中心に検討

YKKAPがアルミサッシの値上げを検討しているとのニュースは、建材業界にとって大きな話題です。価格が上昇することで、工事費用にも影響が出る可能性があり、これからの市場動向に注目が集まります。

1 シャチ ★ :2024/12/11(水) 11:41:30.20 ID:rgAK2RpV9

 YKKAPは今年度、第6次長期経営計画の最終年度を迎えた。計画時の今年度売上高5779億円の達成は難しく、5654億円に下方修正した。アルミなど原材料価格の高騰を背景に厳しい事業環境が続いており、来年にも値上げに踏み切り、収益改善を図る構えだ。
 魚津彰社長は「計画時の売上高5779億円の達成は難しく、5654億円に下方修正した。値上げ効果もあり前年比約105%で増収にはなるが減益という厳しい状態。下方修正した見通しはボトムラインとしたい」とする。円安によるアルミの調達価格の上昇、2024年問題でシステムやトラックに短時間で積むための補助員が必要になるなどロジスティクス費用がかさんだこと、下請け中小企業振興法で仕入れ価格が高騰したことなどで、コストが上昇。さらに電力や販管費も上昇している。コスト削減の努力は進めているが吸収しきれないのが現状で、来年の値上げに向け準備を始めている段階だ。アルミの使用量が多いサッシやエクステリア商品を中心に検討しているという。
 通期の見通しについて、先進的窓リノベ事業の補助金の駆け込み需要が予想され、前年並みに住宅分野は着地すると見る。ビルも補助金などの後押しで前年の数字はクリアできると見込む。海外も北米の苦戦分を中国、台湾、インドネシアでカバーして増収になりそうだ。国内外で増収になり、営業利益率もやや上向くものの減益と予想する。
 上期は国内の住宅リフォーム市場では昨年は政府の補助金を利用して早いうちから断熱窓に関心が強い層から多くの注文があったものの、今年は熱意が高い層の需要が一巡したのか、補助金消化スピードが鈍化した。
 ビルは改装や学校の長寿命化の補助金により好調だった。全体の20%ほどを占める海外は1番売り上げが高く利益率の高い北米が金利の高止まりで受注が伸び悩んだ。中国、台湾、インドネシアは好調だったがアルミなど資材の高騰を吸収しきれず減益だった。そのため国内は減収減益、海外は増収減益だった。

12/10(火) 6:03配信 鉄鋼新聞
https://news.yahoo.co.jp/articles/7e67c3b1ecb656a8326eaed07ae730e2a2f0e2bd

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