【社会】大学1、2年生の就職ランキング、1位は「国家公務員」 「任天堂」は3位に

【社会】大学1、2年生の就職ランキング、1位は「国家公務員」 「任天堂」は3位に

このランキングでは、安定性を求める学生と、クリエイティブな挑戦を求める学生の二極化が見えるようです。

画像はイメージ

リスクモンスターは12月10日、「大学1、2年生が就職したいと思う企業・業種ランキング」の調査結果を発表した。調査は、6月から7月にかけて、大学1、2年生を対象にインターネット上で実施。598人から有効回答を得た。(文:長田コウ)

企業ランキングを見ていくと、1位は、「国家公務員」、2位「地方公務員」。3位は「任天堂」だった。以下、4位「日本航空JAL)」、5位「味の素」、6位「全日本空輸(ANA)」、7位「ソニーミュージック」という結果になった。

最低限実現したい生涯最高年収、1位は「600万円~800万円」

業種別では、製造業が10社(任天堂味の素パナソニック大塚製薬トヨタ自動車ソニーサンリオ資生堂山崎製パン、Apple)を占め、人気度が窺える。他には、航空運輸業、娯楽業、情報サービス業などが上位に入った。

次に、男女別の人気ランキングを見ていく。男性の1位は、「国家公務員」。次いで2位「地方公務員」、3位「任天堂」だった。また、「日本航空JAL)」、「東日本旅客鉄道JR東日本)」、「東海旅客鉄道JR東海)」などがランクインし、交通インフラ企業の人気度が分かる。

女性の1位は、「地方公務員」。次いで、2位「国家公務員」、3位「味の素」と続いた。男性とは打って変わって、「ソニー・ミュージックエンタテインメント」、「サンリオ」、「日本テレビ」などエンタテインメント業界が人気であることが窺える。

文理別に見ていくと、文理どちらでも1位になったのは「国家公務員」。文系2位の「地方公務員」は理系では3位だった。文系では、「任天堂」、「サンリオ」、「ソニー・ミュージックエンタテインメント」とエンタテインメント業界への人気が高い一方で、理系では、「味の素」、「山崎製パン」、「武田薬品」と製造業が上位にランクインしており、専門性を活かす傾向がある。

就職先を選ぶときに重視するポイントについては、トップ回答は、「給与額」。2位「勤務地」、3位「福利厚生」と続いた。給与額について、最低限実現したい生涯最高年収として、最多回答が「600万円~800万円」となった。次いで、「800万円~1000万円」、「1000万円~2000万円」という結果だ。5月に実施した就活生を対象にした調査では約半数が「400万円~800万円」だったことから、大学1、2年生の方が高収入を狙っていることが分かる。

最後に、就職先選定における学生の行動基準の調査結果を見ていこう。望む就業の形として最多回答だったのは、「出世して高収入を得たい」だ。次いで、2位「プライベートを優先させたい」、3位「優良企業で安定的に働きたい」という結果になった。最多回答の「出世して高収入を得たい」については、学年別、男女別、文理別のすべてにおいて1位だった。

大学1、2年生の就職ランキング、1位は「国家公務員」 「任天堂」は3位に

(出典 news.nicovideo.jp)

続きを読む

続きを見る(外部サイト)