【国際】深センの高層マンション爆発、2時間前から異臭、派遣された作業員はよく調べず帰る?―中国
【国際】深センの高層マンション爆発、2時間前から異臭、派遣された作業員はよく調べず帰る?―中国
今回の深センのマンション爆発事件は、多くの人々に衝撃を与えました。異臭が確認されながら、適切な対応がなされなかったことに対する疑問は尽きません。作業員の行動や管理者の判断ミスは、命を脅かす結果につながることを再認識させるものです。安全第一の文化が根付くことを願います。
中国・広東省深セン市の高層マンションで起きた爆発事故で転落死した女性の告別式が急きょ中止された。香港メディアの香港01が報じた。
11日午後2時46分、深セン市南山区深セン湾の高層マンションで爆発による火災があり、炎と煙で行き場を失った38歳の女性が転落して死亡した。これまでのところ、爆発の原因はガス漏れで、発生場所は28階と見られている。
SNS上では、同マンションの住人とみられる別の女性が「爆発の2時間前にはある入居者がすでに異臭に気付き、ガス漏れではないかと管理会社に連絡した。管理会社から派遣された作業員も異臭を感じていたが、検知器が反応しなかったため中に入って検査することなくそのまま帰った」などと訴える動画が拡散している。
また、記事によると、14日に深セン市殯儀館(葬儀場)で亡くなった女性の告別式が行われる予定だったが、急きょ中止された。事故があったマンションの階下には、花束と一緒に「真実はどこに?いつ別れを告げられる?われわれはみんな待っている」と書かれた横断幕が設置された。(翻訳・編集/北田)