【国際】中国、米企業28社を輸出規制管理リストに

【国際】中国、米企業28社を輸出規制管理リストに

中国政府が米企業28社を輸出規制管理リストに追加したことは、国際貿易における緊張が高まっていることを示しています。この動きは、技術競争や国家安全保障に関する懸念が高まる中で行われ、特に半導体や通信技術に関連する企業が含まれているため、業界全体に影響を及ぼす可能性があります。今後の展開に注目です。

中国商務部は2日、中国の「輸出管理法」と「(軍民)両用品目輸出管理条例」などの法律法規に基づき、国家の安全と利益を守り、拡散防止などの国際義務を履行するため、ゼネラル・ダイナミクスやL3ハリステクノロジーズ、インテリEPIなど米国企業28社を輸出規制管理リストに追加することを決定しました。

中国商務部はそれ以外にも、国家の主権、安全と発展の利益を守るため、「対外貿易法」「国家安全法」「反外国制裁法」などの法律に基づき、中国台湾地区への武器売却に関与しているロッキード・マーチン・ミサイル火器管制部門、ロッキード・マーチン・ミサイル・システム・インテグレーション・ラボなど米企業10社を「信頼を欠くエンティティリスト」に追加することを明らかにしました。

輸出規制管理リストに追加された28社に向けての軍民両用品目の輸出は禁止され、現在進行中の輸出活動も直ちに停止されます。また、特別な状況により輸出を必要とする場合、輸出側は中国商務部に申請せねばなりません。

「信頼を欠くエンティティリスト」に追加された10社に対しては、中国に関連する輸出入活動や中国国内における新規投資、企業の上級管理職の中国入国を禁止します。また、企業の上級管理職の中国国内における就労許可や在留資格を認めず、すでに認めた場合でも取り消されます。

2日に発表されたこれらの措置は、即日実施されました。(提供/CRI)

中国商務部は2日、米国企業28社を輸出規制管理リストに追加することを決定しました。写真は同部。

(出典 news.nicovideo.jp)

続きを読む

続きを見る(外部サイト)