【社会】「一晩で1000万円稼いだこともある」多発する“銅線泥棒”を仕切る、在日中国人に聞いた手口

【社会】「一晩で1000万円稼いだこともある」多発する“銅線泥棒”を仕切る、在日中国人に聞いた手口

この記事は、銅線泥棒という犯罪の現状と、それに関与する人々の裏事情を明らかにしています。特に、一晩で1000万円という高額を稼ぐ手法は驚くべきものであり、社会に与える影響を考えると、根本的な対策が求められます。

 レア物や入手困難なアイテムに目をつけ、安く仕入れて高く売る転売ヤー。以前から社会問題となっていた彼らの行動が過激化の一途を辿っている。身分証の偽造や大量動員による買い占め、盗み――。その悪辣な手口を追った。

◆一晩で1000万円…暗躍する外国人グループ

 銅の価格の高騰を背景に、ここ数年、銅線ケーブルの盗みが頻発している。窃盗グループを仕切る在日中国人のU氏(40)に話を聞いた。

「質のいい銅線(ピカ線)なら、1㎞分が80万〜100万円で速攻売れる。そんなお宝が、無防備な状態でそこら中に転がっているのが日本」

 どのように盗むのか?

「電力伝送に使われる銅線は一般家屋からマンション、巨大なビルまでどこでも使われている。効率がいいのはでっかい工事現場だが、最近はセキュリティが厳しい。今、一番おいしいのは全国に急増した太陽光発電所。山の中に送電用の銅線がごろごろ転がっている。深夜、トラックに10人ほど乗り込み、現場に行く」

「プロが銅線専用の“番線カッター”で銅線を切り、若いやつがトラックに運び込む。これを買い取り業者に持ち込めば即金だ」

 一晩で1000万円以上稼いだこともあるというから驚きである。

◆規制、外国人参入で激変する「転売ヤー未来地図

 転売ヤーと共謀して不正する運営も存在するが、多くは対策に奔走。いたちごっこが繰り広げられている。

 現役転売ヤーのA氏は、「昔よりはキツい。高値で転売できる商材が少なくなってきている」と嘆く。

「チケット転売では、例えば旧ジャニーズ系の高額なチケットを取得するためには、最低2年間のファンクラブ加入が義務付けられました。正直、そこまでしても2年後にそのグループの人気が続く保証はない。チケット転売においては、転売のうまみが年々減少してきているのも確かです」

 また、コロナ収束や昨今の物価高も転売ヤーにとっては大きな誤算だったという。

「コロナ禍は輸出入の制限により、供給が著しく減少。需要過多状態だったため、転売でどれだけ値段をつり上げても食いついてくれた。しかし、供給が戻った今、わざわざ転売品を買わなくても簡単に入手できてしまう。特にブランド品やスニーカーの価値が一気に下落し、ブームが終わりを迎えたんです。それに加えて、昨今の物価高が痛すぎた。転売品だとかいう以前に、そもそも物が売れないんですから」

 にもかかわらず、転売ヤーの数は増加。さらには円安につけ込んだ外国人グループという“黒船”が立ちはだかってきた。

「貿易会社などと組んで数億円規模で転売事業を行う外国人組織もあります。やつらの資金力や数の力には到底及ばない。オークションで値段がつり上げられるように、市場操作までやり始めていますからね」

 転売ヤー自体は増加。しかし、企業努力や時勢も相まって勢力図が一変。弱い転売ヤーは淘汰されるフェーズが訪れたのだ。

取材・文・撮影/週刊SPA!編集部

―[転売ヤーの悪質すぎる手口]―
中国系“反社”グループのU氏。「大規模に銅線いじってるのはほとんど外国人系のグループだよ」

(出典 news.nicovideo.jp)

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