【社会】すぐに火葬できず平均4~5日の火葬待ち 精神的負担、安置費用5日20万円…「死亡者数が例年になく多い」
【社会】すぐに火葬できず平均4~5日の火葬待ち 精神的負担、安置費用5日20万円…「死亡者数が例年になく多い」
火葬待ちの時間が長引くことで、遺族が抱える心の負担は計り知れないものがあります。また、5日の安置期間で発生する費用は約20万円にも及ぶとのこと。経済的な圧迫も大きな問題であり、こうした状況を改善するための対策が求められています。
1 おっさん友の会 ★ :2025/02/02(日) 10:12:20.75 ID:rfJAsiVu9
冬場、高齢者を中心に亡くなる人が増え、全国的に火葬場の混雑が問題となっている。宮崎市では火葬炉の回転上限を増やして対応しているが、平均で4日~5日の「火葬待ち」が生じており、遺族に精神的な負担を与えている。また、待機中の安置費用が高く、他市町村の火葬場利用も増えているのが現状だ。
家族葬のファミーユ 萩原智秀 宮崎支社長:
死亡者数が例年にないぐらい多い。2024年12月半ばくらいから、亡くなる方の数が非常に多くなっていて、1月も続いている。火葬まで平均4~5日待っているケースが多い。現状でそのぐらいなので、これから亡くなる方が増えると1週間待つことも出てくる可能性はあると思っている。
厚生労働省の統計によると、2012年、宮崎県内の死亡者数は約1万3000人だった。10年後の2022年には約3000人増え、約1万6000人と、過去最多となった。
宮崎県内の火葬場は11カ所。ほぼ県内全域にあるが、その数は全国で最も少なくなっている。
火葬炉への負荷を制限するため回転数に上限があり、宮崎市の場合は1日の上限が15件。現在は、特別に16件に増やしているが、受け入れが追いついていない。
家族葬のファミーユ 萩原智秀 宮崎支社長:
長く待つということで、遺族の皆さんがやっぱりお疲れになるケースは目に見えて出てきている。精神的に負荷が多くなっていると思う。
さらに安置にかかる費用が5日で20万円程度かかるなど、費用面での負担も大きいという。このため、他の市町村で火葬するケースも出ていて、地域外の人が利用する場合は、火葬場の利用料が高くなるケースもある。
家族葬のファミーユ 萩原智秀 宮崎支社長:
宮崎市周辺の火葬場の利用を周辺市町村と協力して利用しやすくすることによって、少しでも緩和できるのではないかと思う。
フジテレビ 2025/02/01
https://news.yahoo.co.jp/articles/3d5ff6dc34a7489a549c05400828f326c187e6f2