【フランス】マクロン大統領 “仏保有の核抑止力を欧州に拡大 検討へ”
【フランス】マクロン大統領 “仏保有の核抑止力を欧州に拡大 検討へ”
フランスのマクロン大統領が核抑止力の拡大を検討しているとの報道があり、これは欧州の安全保障において重要な転換点を意味します。北朝鮮の核開発やロシアの影響増大に対抗するため、フランスがリーダーシップを発揮しようとする姿勢は、他のEU諸国にも影響を与える可能性があります。今後の動向に注目です。
1 Ikhtiandr ★ :2025/03/06(木) 08:39:00.78 ID:asFD/YIc9 BE:456446275-2BP(1000)
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フランスのマクロン大統領は5日、ウクライナ情勢をめぐってテレビで演説を行い、ロシアの脅威がヨーロッパに差し迫っているとして、フランスが保有する核兵器による抑止力を、ヨーロッパにも広げることについて、検討を始める考えを明らかにしました。
フランスのマクロン大統領は5日、ウクライナ情勢をめぐってテレビで演説を行い、ロシアの脅威がヨーロッパに差し迫っているとして、フランスが保有する核兵器による抑止力を、ヨーロッパにも広げることについて、検討を始める考えを明らかにしました。
ウクライナ情勢をめぐっては、2月のアメリカ・トランプ大統領とゼレンスキー大統領の首脳会談が激しい口論となり、アメリカがウクライナへの軍事支援を停止する事態にも発展しています。
ヨーロッパの対応が焦点となる中、マクロン大統領は5日夜、テレビで演説を行い、ロシアの脅威がヨーロッパに差し迫っているとして、「フランスの核の抑止力を、ヨーロッパの同盟国などにも拡大することについて戦略的な議論を始める」と述べ、フランスの核兵器による抑止力、いわゆる「核の傘」を、ヨーロッパに広げることについて、検討を始める考えを明らかにしました。
この検討についてマクロン大統領は、2月会談した、ドイツの次の首相に就任する見込みとなっているメルツ氏からも要請があったとしています。
一方でマクロン大統領は、核兵器の運用に関する最終的な決定権は、引き続きフランスの大統領のみが保有すると強調しています。
また、マクロン大統領は「アメリカが私たちの味方であり続けると信じたい。しかし、もしそうでなくなった場合にも備える必要がある」と述べ、フランスを含むヨーロッパ各国が防衛力を強化し、ウクライナへの支援を継続する必要があると強調しました。
そのうえで、フランスやイギリスが中心となって検討している、停戦後のウクライナへの、平和維持の部隊の派遣などについて議論するため、来週、各国の軍の責任者をパリに集め、会議を行うとしています。
NHK NEWS WEB 2025年3月6日 6時17分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250306/k10014741001000.html