【国際】浄水器の配管ミス、5年近く汚水を飲んでいた―中国メディア

【国際】浄水器の配管ミス、5年近く汚水を飲んでいた―中国メディア

この記事は、浄水器の配管ミスが引き起こした深刻な問題についての重要な警鐘を鳴らしています。私たちの健康と生活に直結する水の問題ですが、その根本にあったヒューマンエラーが及ぼす影響を考えると、驚きと共に恐怖を感じます。私たちは常に水の安全性に目を向け、適切な管理がなされているかどうかを確認する必要があります。

中国メディアの瀟湘晨報によると、中国のネット上に18日、浄水器の取り付け担当者の配管ミスにより5年近く排水を飲み続けたため肝臓を損傷した疑いがあると訴える動画が投稿された。

投稿した女性によると、浄水器は中国家電大手の小米(シャオミ)製で、2020年9月に購入したもの。スマートフォンで確認できる浄水器のTDS値(値が高いほど溶解している物質の量が多い)は20~30程度で、水道水の10分の1に相当するが、前日に購入した水質測定器でウオーーサーバーの水質を測定したところ値は600余りで、水道水の値は200~300だった。

女性はネットで調べた結果、浄水器の配管が間違っていて、純水が下水道に排出され、排水が蛇口の方に流れていることが分かった。

女性によると、1カ月前に病院で検査を受けたところ、医師から軽度の肝損傷がみられると告げられた。これまでずっと健康で悪い生活習慣もなかったことから医師も驚いていた。また、ここ半年ほど生理周期が不規則で、「浄水器内のスケール防止剤などの化学物質が生理に影響を及ぼす」ことから、自身の生理問題は長期間にわたる汚水の摂取に関係している可能性があると考えているが、両者の関係を証明するのは難しく、浄水器を検査するため女性の自宅を訪れたシャオミのスタッフはフィルターの交換だけに応じるとしたため、女性は「購入して5年近くになるが、正常な状態で1日も使用していない。汚水を5年近くも飲み続けたことによる体の損傷については賠償してくれないのか」と拒んだという。

シャオミカスタマーサービスは18日、瀟湘晨報の取材に対し、この件についてスタッフが女性に連絡を取っているが進展がないようなので踏み込んで対応するよう促すと回答したという。(翻訳・編集/柳川)

中国のネット上に18日、浄水器の取り付け担当者の配管ミスにより5年近く排水を飲み続けたため肝臓を損傷した疑いがあると訴える動画が投稿された。

(出典 news.nicovideo.jp)

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