【社会】住宅ローン経験者が「組む際に感じた不安」ランキング 3位「月々の返済額の負担」2位「金利が上がりそう」…1位は?
【社会】住宅ローン経験者が「組む際に感じた不安」ランキング 3位「月々の返済額の負担」2位「金利が上がりそう」…1位は?
不動産情報メディアなどを展開するAlbaLink(東京都江東区)が「住宅ローンを組む際に感じた不安」について調査を実施。その結果をランキング形式で公開しました。
調査は2025年1月28日から2月11日、住宅ローンを組んだことがある249人(男性127人/女性122人)を対象に、インターネットで行われました。
2位は「金利が上がりそう」がランクイン
3位は「月々の返済額の負担」(17.7%)でした。住宅ローンの返済が始まることで、家計の収支バランスが崩れないかと心配した人も多く、回答者からは「今後の生活とローン支払いのバランスがうまく取れるかどうかを心配しました」(50代以上女性)、「返済が家計の負担にならないか」(30代女性)、「返済額の負担。自営業のため月によって収入の変動があるので」(40代女性)といった声が寄せられたとのことです。
2位には「金利が上がりそう」(37.3%)がランクイン。変動金利型を選択した人からの票が多かったといい、回答では「変動金利を選択したので金利が今後どれくらい上がるか」(30代男性)、「変動金利にしたので、金利の変動が不安」(40代女性)、「金利の変動による返済額の負担増があるのではないかと不安でした」(50代以上男性)といったコメントがあったということです。
そして、1位は「将来の返済能力」(50.2%)でした。金融機関に審査され、ローンの返済能力があるとお墨付きをもらった人だけが住宅ローンを契約できるのですが、現時点で、月々の返済額を支払える能力があったとしても、将来を考えて不安になる声も多かったといい、「長期で支払いを続けるため、『給与は減らないか』『働ける体であり続けられるか』『家族の介護などで仕事に支が出ないか』などは心配です」(30代女性)、「ローンを組んだのが40歳だったので、75歳まで返済し続けられるのかどうか不安でした」(40代女性)などの回答が集まったとのことです。
調査結果を受け、同社は「住宅ローンを組むにあたっては、『ちゃんと完済できるのか』と不安を感じる人が多数」としつつ「住宅ローンは返済期間が長く家計への負担も大きいので、将来の収入減や支出増に対応できるか不安になる人が多いのも当然です。少しでも返済の負担を減らすためには、頭金を多めに入れたり金利の安い金融機関でローンを契約したりする方法があります。また定年後も返済が続くと不安になることも多いため、『定年後の資金計画』あるいは 『定年までに返済を完了させるプラン』を立てることも重要です」とコメントを寄せています。
オトナンサー編集部
