【芸能】加藤登紀子、終戦後にハルビンから日本に帰国 餓死の危機から救ってくれた母に感謝
【芸能】加藤登紀子、終戦後にハルビンから日本に帰国 餓死の危機から救ってくれた母に感謝
この話を通じて、平和の大切さを改めて考えさせられました。戦争の影響で多くの人が苦しんだ時代を忘れず、現在の平和な世界を守っていかなければなりませんね。
歌手の加藤登紀子が、9日に放送されるテレビ朝日系トーク番組『徹子の部屋』(毎週月~金曜13:00~)に出演する。
歌手生活60年を迎える加藤。東大在学中に父が勝手にシャンソンコンクールに応募し、当時は歌より演劇に興味を持っていたが「賞品は海外旅行」と父に聞き、やる気になったという。その後シャンソンの魅力を知りコンクールでも優勝したが、デビューは何故かムード歌謡、自分でも違和感を感じていたときに「自分で歌を書いたら?」と言われたことが歌を作るきっかけになったという。
加藤の父はロシア語を学ぶためハルビンへ行き、母との結婚生活もハルビンで送ったそう。当時のハルビンはロシア革命の後に移住してきた様々な国の人が住む魅力的な街だったが、その後戦争がはじまり、終戦後、母と3人の子ども達だけで日本に引き揚げてきたという。収容所の食糧がつき餓死する……となったとき、母は1人で施設を出て、洋裁の職をみつけて3人の子の食糧を確保してくれたと話す。母に感謝するとともに自分たちが生き延びるためにどれだけの人が国を超えてよくしてくれたか、戦後80年、改めて平和を考えていきたいと語る。
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