【社会】中学教員の残業時間、どうやって20時間にする? 国会で議論 石破総理に「トータルで何時間減るんですか?」とヤジも

【社会】中学教員の残業時間、どうやって20時間にする? 国会で議論 石破総理に「トータルで何時間減るんですか?」とヤジも

教員の残業時間削減は学校の教育環境を改善する一歩であり、教育の質を保つためには不可欠です。国会での議論が進む中、具体的な指針や施策についても期待が寄せられています。時間のロスを減らし、子どもたちにとってより良い学びの場を築くために、私たちも声を上げ、意見を発信し続ける必要があります。

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 10日、衆議院本会議にて、立憲民主党の坂本祐之輔議員と石破総理が「中学教諭の残業時間削減」や「給特法改正」などについて議論した。

【映像】石破総理にヤジが飛んだ瞬間

 坂本議員が「昨年末の予算折衝における大臣合意では、将来的に教師の平均時間外在校等時間を月20時間程度に縮減することを目指して、まずは今後5年間で平均の時間外在校等時間を約3割縮減し、月30時間程度にすることを目標とする、としている。だが、文部科学省の調査によると、2023年度に残業時間に相当する1カ月の時間外在校等時間が45時間を超える中学校教員が42.5%、80時間を超える教員が1割もいるのが実態だ。本法案では、その実態から何をどれだけ削減して月30時間になるかの工程表は何も示されていない。時間外在校等時間を削減するために授業時数の見直しや公務DXなども進めるべきだが、月30時間に向けて具体的にどういった業務を削減していくのか?」と質問すると議場内では「そうだ!」と賛同の声が上がった。

 これに対し石破総理は「令和4年度の勤務実態調査の結果では、依然として時間外在校時間が長い教師も多い状況にあると認識している。負担を感じる業務の見直しなど徹底した働き方改革を確実に進め、教師が授業など教師でなければできない業務に集中できるようにしていく必要があると考えている」と答えた。

 さらに石破総理は教員の業務削減について「教師の時間外在校等時間の削減のため、業務の仕分けを行った学校教師が担う業務に係る3分類に基づく業務のさらなる厳選見直し、標準を大きく上回る授業時数の見直し、公務DXの加速化による事務作業等のさらなる縮減を進めていく」と述べたが「トータルで何時間減るんですか?」というヤジが響いた。
(ABEMA NEWS)
 

中学教員の残業時間、どうやって20時間にする? 国会で議論 石破総理に「トータルで何時間減るんですか?」とヤジも

(出典 news.nicovideo.jp)

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