【社会】米国債最大の保有国日本、「交渉カードになるものはすべて盤上に置く」加藤財務相
【社会】米国債最大の保有国日本、「交渉カードになるものはすべて盤上に置く」加藤財務相
日本が米国債の最大の保有国であることは、国際金融市場において非常に重要な位置を占めています。加藤財務相の発言は、日本の経済政策に対する意欲だけでなく、米国との交渉における戦略的なアプローチを示していると言えるでしょう。交渉カードとしての米国債をどう活用するのか、その動向が注目されます。
1 蚤の市 ★ :2025/05/02(金) 20:35:22.24 ID:2zOjgqas9
加藤財務相は2日のテレビ東京の番組で、日米関税交渉を巡り、日本政府が保有する米国債を安易に売らないとあえて発信する可能性について問われ、「交渉のカードになるものは、全て盤上に置きながら議論していくのは当然だ」と述べた。多額の米国債を保有する点でも、日本が米国にとって重要なパートナーであることを強調した形だ。
加藤氏の発言の背景には、トランプ米大統領による「相互関税」の発表などの影響で、米国では株式・債券・通貨がそろって下落する「トリプル安」が発生したことがある。加藤氏は「交渉のカード」について、「どう切るか、切らないのかというのは、また別の判断だ」とも話した。
米財務省によると、米国債の国別保有額(2月時点)で、日本は1兆1259億ドル(約163兆円)で全体の13%を占め、最大の保有国となっている。
読売新聞 2025/05/02 18:25
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20250502-OYT1T50141/