【社会】コメ増産や輸入拡大…自民農林族が政策大転換を警戒「まずは小泉氏のお手並み拝見だ」

【社会】コメ増産や輸入拡大…自民農林族が政策大転換を警戒「まずは小泉氏のお手並み拝見だ」

コメ増産や輸入拡大…自民農林族が政策大転換を警戒「まずは小泉氏のお手並み拝見だ」
 石破首相と小泉農相が政府備蓄米の随意契約によるコメ価格抑制に乗り出したことを巡り、国内コメ農家の保護を重視する自民党農林族はコメの増産や輸入拡大な…
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小泉氏のリーダーシップのもと、どのような政策が実現するのか、そしてその成果が農家にどのように反映されるのか、今後の動向に期待が高まります。

1 蚤の市 ★ :2025/05/27(火) 07:22:30.09 ID:6bxYwfP39

 石破首相と小泉農相が政府備蓄米の随意契約によるコメ価格抑制に乗り出したことを巡り、国内コメ農家の保護を重視する自民党農林族はコメの増産や輸入拡大など、コメ政策の大転換につながることに警戒感を強めている。

 党農林族の重鎮である森山幹事長は26日の記者会見で、首相が事実上の減反にあたる生産調整の見直しに言及したことに関し、「首相がおっしゃる『作るだけ作る』という方向性は確かに正しいが、今すぐできるかというとそうではありません」と述べ、慎重な見方を示した。

 小泉氏の取り組みについても、「これまでにない対応をしているが、新しい課題も出てくるかと思う」と指摘した。

 森山氏が微妙な言い回しだったのは、米価高騰が続く状況は改善すべきではあるものの、消費者の不満を背景に流通経路などを含めて急激に改革が進めば、価格低下でコメ農家の生産基盤が崩れかねないとの懸念があるからだとみられる。

 政府内には、米国との関税交渉の交渉カードとして、米国産コメの輸入拡大案もくすぶり続けている。これに対し、農林族には「100%自給の維持が基本だ。日本を守るため、輸入すべきでない」(宮下一郎・元農相)と反対論が根強い。

 コメ価格抑制が実現するかどうかは、今後の政権運営や参院選を左右するため、森山氏は党ナンバー2として現段階では農業団体や農家、農林族を抑える役割に回っている。

 ただ、備蓄米の随意契約で買い占めや転売などの混乱が生じたり、需要に見合わない増産が値崩れを招いたりした場合、「小泉改革」に対して農林族の不満が噴出する可能性があり、森山氏も難しい立場に追い込まれそうだ。農相経験者は「今の取り組みがうまくいくかどうか、まずは小泉氏のお手並み拝見だ」と漏らした。

読売新聞 2025/05/27 00:13
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20250526-OYT1T50171/

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