【仙台駅前】東北路線価最高の一等地に百貨店跡 8年手つかず、関係者待ち望む再興

【仙台駅前】東北路線価最高の一等地に百貨店跡 8年手つかず、関係者待ち望む再興

東北路線価最高の一等地に百貨店跡 仙台駅前8年手つかず、関係者待ち望む再興
 東北最大の商業都市仙台市のJR仙台駅前に、巨大な空きビルが手つかずのまま“鎮座”する。建物は2017年に運営会社の倒産により閉店した「さくら野百貨…
(出典:)

(出典 個別「仙台駅前(08/03/29)」の写真、画像 – iwasan1go’s fotolife)
8年間空き地となっている百貨店跡地は、地域の人々にとっても関心の高い場所です。今後の再興がどのような形で進んでいくのか、多くの人が注目しています。新しい商業施設やコミュニティスペースが誕生することを期待しています。

1 蚤の市 ★ :2025/06/08(日) 11:29:22.73 ID:P0q/QgW+9

 東北最大の商業都市仙台市のJR仙台駅前に、巨大な空きビルが手つかずのまま“鎮座”する。建物は2017年に運営会社の倒産により閉店した「さくら野百貨店仙台店」跡。再開発構想が浮かぶものの、一向に動きは見られず8年が経過した。行政も再開発を後押ししており、地元関係者らは、68年連続で東北の最高路線価を誇る一等地の再興を待ちわびる。

 駅とペデストリアンデッキで直通だった旧百貨店の跡地は、仙台市青葉区のメインストリートの青葉通沿い、テニスコート約20面分の土地を誇る。建物は手入れが行き届かず傷みが進み、現在は周りを工事用フェンスが囲う。買い物で通りがかった市内の70代女性は「印象は悪いがもう見慣れた」とあきれる。

 さくら野百貨店仙台店は、戦後間もなく創業した百貨店が前身。駅前商業ビルとの競争激化などで不振が続き、30億円超の負債を抱え破産した。2020年にはディスカウント店「ドン・キホーテ」の運営会社が取得し、ビルを取り壊して高さ150メートルのホテル棟とオフィス棟の建設構想を掲げた。

 だが着工を目指していた2024年度が過ぎても目立った動きはない。同社はつまびらかにしないが、市は「建設費の高騰で事業化に踏み切れない状況」と明*。

 この場所は東北地方で路線価が最も高く、東北各県の最高値とは10倍以上の差がある。付近に人通りの多いアーケードがあり、仙台の顔となるエリアだ。

 ただ地元の不動産鑑定士西山敦さんによると、地方の中枢都市を略して「札仙広福」と呼ばれ肩を並べる4都市のうち、札幌市と福岡市で開発が進み、経済規模の格差が広がっているという。西山さんは「周辺地価に悪影響を及ぼしかねない問題だ」と警鐘を鳴らす。

 仙台市も「青葉通の沿道整備は重要」(郡和子市長)との認識で、仙台駅周辺の老朽ビルの建て替えを促す支援策などを打ち出す。

 新たな人の流れを呼び込むための社会実験も。2022年秋、青葉通の一部車線を開放し、ヨガやたき火などのイベントを開催、市民から好評を得た。商店街関係者は「あとはあのビルに動きが見えてきてくれれば」と話す。(共同通信=酒井由人)

2025年06月08日 09時04分共同通信
https://www.47news.jp/12692385.html

続きを読む

続きを見る(外部サイト)