【経済】コカ・コーラ、ついに200円の大台へ 先行値上げ6年の計

【経済】コカ・コーラ、ついに200円の大台へ 先行値上げ6年の計

最近、コカ・コーラが200円に値上げされるとのニュースが話題になっています。これまでの数年間、私たちはコカ・コーラをお手頃な価格で楽しんできましたが、ついにこの価格帯に到達したのですね。消費者としては少し残念に思いますが、企業側のコストや市場の変化を考慮すると、仕方のないことかもしれません。これからの飲み物の選択肢がどのように変化していくのか、注目しています。

1 蚤の市 ★ :2025/06/09(月) 10:00:28.67 ID:Ik9Gtbhw9

炭酸飲料「コカ・コーラ」(500ミリリットル)の価格が200円の大台に乗る。清涼飲料大手のコカ・コーラボトラーズジャパン(CCBJI、東京・港)は2025年4月22日、主力商品217品目を10月1日出荷分から値上げすると発表した。

2019年から9回の値上げ
「価格という成長のエレメント(要素)を我々は数十年間、活用できていなかった」。CCBJIの親会社であるコカ・コーラボトラーズジャパンホールディングス(コカBJH)のカリン・ドラガン社長はこんな問題意識をあらわにする。コカBJHはこの6年で9回もの値上げを決断してきた。思い返せば、飲料の値上げムードに火を付けたのも同社だった。

端緒を開いたのが2019年1月に発表した27年ぶりの値上げだ。その後、ひと月とたたないうちに競合となるサントリー食品インターナショナルやアサヒ飲料が商品の値上げを発表。価格改定の空気が急速に拡散した。

消費者物価指数(CPI、20年基準)を品目別に見た下のグラフを見ると、「炭酸飲料」が他の品目に先行して値上げしていると分かる。実は炭酸飲料、21年初頭まではなかなか値上げできなかった。スーパーなどで特売品に選ばれやすく、新型コロナウイルス禍による経済の停滞も影響した。

それでも飲料各社は不退転の覚悟で価格改定を繰り返した。ロシアのウクライナ侵略によるインフレの加速、日米の政策金利差の拡大による円安進展など、外部環境の急変によって原材料などのコストが高騰を続けた。価格への転嫁は当然の経営判断だった。

コロナ禍などの影響で、21〜22年12月期は事業損益が赤字に沈んでいたコカBJH。値上げが浸透した23年は黒字転換を果たした。24年の事業利益は120億円と前の期比で6倍に拡大。25年はさらに200億円まで伸びると見込む。ドラガン氏は「値上げはこれから数年の成長に寄与する」と語る。

弱い日本企業の値上げ力(略)
ココイチは値上げで客数減(略)

(日経ビジネス 松本萌)
[日経ビジネス電子版 2025年5月9日の記事を再構成]

2025年6月9日 2:00 日経ビジネス電子版
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC2708C0X20C25A5000000/

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