【社会】ジリ貧の『TSUTAYA』、じわじわと「脱レンタルビデオ屋」? ここに来て「大量展開」する意外な商売… それは復活の序章かもしれない

【社会】ジリ貧の『TSUTAYA』、じわじわと「脱レンタルビデオ屋」? ここに来て「大量展開」する意外な商売… それは復活の序章かもしれない

記事を拝見して、TSUTAYAの新たな戦略について考えさせられました。特に「大量展開」という視点は意外でしたが、それだけ市場のニーズに応じた柔軟な対応が求められている証拠かもしれません。これからの活動に期待したいです。

1 冬月記者 ★ :2024/12/01(日) 10:22:04.35 ID:A7RHYjSM9

https://news.yahoo.co.jp/articles/4a110e0e521725b49304a9d825ccb926e2bc5b86?page=1


(出典 i.imgur.com)

じわじわと脱ビデオ屋? ジリ貧のTSUTAYAがここに来て「大量展開」する意外な商売とは。そしてそれは”復活の序章”かもしれない

 レンタルビデオ大手・TSUTAYAを運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブが急速に「脱レンタルビデオ屋」を進めている。シェアラウンジやジムなどもあるが、拡大が見込めそうなのが「トレカ店」だ(筆者撮影)

 レンタルビデオ大手・TSUTAYAを運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)。

 レンタルビデオの斜陽化に伴い、現在では「脱レンタルビデオ屋」を進めていて、蔦屋書店や蔦屋家電などの別業態の展開、加えて図書館などの公共施設のプロデュースも手がけている。また、10月には「TSUTAYA Conditioning」というジムの開始も発表。事業の多角化を進めている。

 そんなCCCが力を入れる一つが「トレーディング・カード」にまつわる商売だ。

 一見すると、ミスマッチに思えるかもしれない。では、なぜCCCはトレカ事業を進めるのか?  現地のフィールドワークを交えながら、解説していきたい。

■1枚1050万円のトレカが現れた! 

 CCCがトレカ事業に参入する理由の一つは、「トレカ市場」の成熟がある。

 そもそも、トレーディングカードは、ポケモンカードや遊戯王をはじめとして、さまざまな絵柄が書かれたカードのこと。それを用いてカードゲームができたり、単にコレクションとして集められたりもする。

 日本でも1990年代後半ぐらいから熱心なマニアが現われ、この時期にポケモンカードや遊戯王などが登場する。この時期は俗に「第1次トレカブーム」と呼ばれている。

 そこからブームは一度下火になるのだが、コロナ禍での巣ごもり需要や、第1次ブーム時にカードで遊んでいた人々が親となって子どもと2世代で遊ぶなどの現象があって、ここ数年で第2次カードゲームブームが到来。多くのYouTuberがトレカに関する動画を流したこともあって、かなりの活況を見せている。

 2023年には300店舗のトレカショップが誕生したという(リユース経済新聞「トレカ業界、これからどうなる?  NOVASTO・カードンがセミナー」による)。

 さらに第2次トレカブームを特徴づけるのが「投機対象としてのトレカ」だ。トレカは普通、コンビニなどで中身がわからない状態で数枚1セットで売られていたりする。それだけに、多くの人が欲しがるレアカードには高値がつく。

 また、期間限定カードや販売が終了しているカードなどもあり、それらはさらに高く取引される。例えば、ポケモンカードでも人気が高い通称「がんばリーリエ」は2023年6月、1枚で最高買取値が1050万円になるほどだった(Price Base公式ホームページより)。

書きながら信じられないな……と思っている。「トレカバブル」という言葉がふさわしい。

 こうした状況を背景にトレカ市場は盛り上がっていて、そこにCCCも参入する……という狙いがあるのだろう。

■全国各地にあるCCCの「トレカ屋」

 CCCは、主に2つのトレカ事業を行っている。専門店とTSUTAYA付属店だ。

 専門店のほうは「TSUTAYA Trading Card」といって、現在、東京の錦糸町・北千住・府中の3カ所に店を構えている。

 現地を訪れてみた。トレカショップは、わりと雑居ビルの一角で展開されることが多いのだが、ここは開放的でオシャレな空間。

 中のスペースの半分は対戦用スペースになっていて、ここではかなりの頻度でトレカの大会などが開かれている。私が訪れたときも、多くの人がゲームに興じていた。

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