【国際】中国疾病予防管理センター、新たな感染症は未発生
【国際】中国疾病予防管理センター、新たな感染症は未発生
最近の報道で、中国疾病予防管理センターが新たな感染症の発生がないと発表しました。
中国国家衛生健康委員会は12日に記者会見を開き、今年の冬から春にかけては依然として呼吸器疾患や感染症が交互あるいは重複して流行する状況が予想されるものの、現在流行している病原体はすべて既知のもので、新たな感染症は発生しておらず、感染症の流行や受診圧力は全体として昨年を上回ることはないと明らかにしました。
中国疾病予防管理センターの王麗萍研究員の紹介によると、現在は呼吸器感染症の多発期に当たっており、多くの病原体が呼吸器感染症を引き起こす可能性があります。モニタリングによると、現在、急性呼吸器感染症の患者が医療機関を受診する主な原因はインフルエンザだということです。
また、モニタリングのデータによると、インフルエンザは現在、季節的な流行期にあり、流行の程度は大部分の省では中レベルにとどまっているということです。現在、インフルエンザ陽性率の上昇傾向は鈍化しており、各地で小中学校が相次いで冬休みに入るのに伴い、今月中下旬にはインフルエンザの感染者数は減少していくと見込まれます。そして、新型コロナウイルスなど、その他の呼吸器感染症の流行レベルは比較的低い水準にあり、現時点では医療リソースが逼迫(ひっぱく)する状況にはなく、関連する重点医薬品の生産・供給と在庫はおおむね正常だということです。(提供/CRI)