【社会】藤井貴彦「言葉で人は死にます」 生放送での“1分間の訴え”が反響呼ぶ

【社会】藤井貴彦「言葉で人は死にます」 生放送での“1分間の訴え”が反響呼ぶ

藤井貴彦さんの訴えは、私たちが普段何気なく使っている言葉の重みを知らせてくれるものでした。特に、SNSが日常生活に深く浸透している今、発信する言葉の選び方が重要です。

日テレ・日本テレビ

20日放送の『news zero』(日本テレビ系)では、自殺したとみられる元兵庫県議・竹内英明さんをめぐるSNSの誹謗中傷問題を特集。元日本テレビのフリーアナウンサー・藤井貴彦が、視聴者に呼びかける場面があった。

■視聴者に伝えたいこと

番組では、蔓延するSNSの誹謗中傷について、すでに誹謗中傷を受けている人にはミュート機能で心を守る手段や、誹謗中傷を目撃した人には運営会社に通報する方法を伝え、自殺対策や孤独・孤立対策について24時間相談できるNPO法人「あなたのいばしょ」や、「よりそいホットライン」を紹介した。

藤井は「さて、この番組をご覧の皆さんにも、何気ない投稿に傷ついている方がいらっしゃると思います」と切り出し、「ここでお伝えしたいのは、質の低い投稿には努力や工夫が思いやりが足りないということです。投稿がすべてではありませんから、ぜひ自信を取り戻してください。でもダメなときはぜひ誰かを頼ってください」と視聴者に呼びかけた。

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■「言葉で人は死にます」

さらに、「言葉で人は死にます。その言葉や認識が間違いでしたと後で謝っても、命は戻りません。送信の取り消しをしたとしても、既読の相手には必ず悲しみが残ります。そんな投稿はしないあなたに、ぜひそのままでいてほしいから、あらためてお伝えました」とした。

最後に「自分の思いを伝えたいときこそ、発言には時間と手間がかかります。ジャンキーな言葉であなた自身を包まないでください。お願いします」と訴えた。

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■ネットではさまざまな反応

約1分間におよぶ藤井のメッセージに、Xでは「藤井アナ」がトレンド入り。

「言葉が心に刺さる」「丁寧で優しくて共感できる」「藤井アナの言葉が重い」といった好意的な反応が見られたが、中には「メディア自らが戒めとすべき」「テレビにも悪いところがある」と、報道機関としての責任を指摘する意見も少なくない。

公式Xアカウントが投稿した藤井のメッセージ部分の映像には、賛同と批判の両方の声が寄せられており、反響の大きさがうかがえる。

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■【動画】藤井が呼びかけたメッセージ

https://twitter.com/ntvnewszero/status/1881377511701152006

藤井貴彦「言葉で人は死にます」 生放送での“1分間の訴え”が反響呼ぶ

(出典 news.nicovideo.jp)

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