【社会】さす九は「九州だけじゃない」、全国各地の女性から恨み節「姑にこき使われた」「短大進学も断念」

【社会】さす九は「九州だけじゃない」、全国各地の女性から恨み節「姑にこき使われた」「短大進学も断念」

この記事を通じて、全国の女性たちが抱える問題が明らかになりました。特に、姑によるしがらみや進学の選択肢が奪われることは、多くの人にとって痛切な現実です。これを機に、私たちがどのように支援できるのか、一緒に考えていくことが重要です。

「さす九」という「さすが九州」を意味するネットスラングをめぐり、弁護士ドットコムニュースはLINEを通じて読者に意見や体験を求めた。

男尊女卑」の意識が強く残ると言われる九州地方(出身者)を揶揄する言葉だが、「私の地方でも男尊女卑があります」と、九州に限った話ではないという指摘が届いた。

農家に嫁いで姑と夫にこき使われたという関東の女性や、「女に高等教育はいらない」と言われて進学をあきらめたという関西の女性だ。

●嫁をこき使ってみせることがステータス

「九州に限らず農家が多い地域には悪習慣が今でも残っています」

北関東のとある田舎で生まれ育ったという50代女性。農家で生まれた男性と結婚したが、「こき使われて鬱になった」と話す。

「嫁を家族の誰よりも働かせるのが姑や家長のステイタスと言わんばかりに、次々と用事を言いつけてこき使います。親類が集まる行事だとそれは加速します。嫁を自由自在に支配することがご近所や親戚に自慢なのでしょう」

生活費を十分に渡さないなども続き、振り返ってモラハラだと感じたという。

「嫁いで30年近く続いたことで夫や義母には尊敬もなくなり人として見られなくなった」

子どもたちに独立を促して家から出したことが、女性がしたせめてもの抵抗だったという。

晩年になって義母の介護が必要となったが「これ以上のお世話はできません」と宣言した。

「こんな我慢はなんの役にも立ちません。私のような女性がいなくなることを切に願います」

お年玉は長男には大学卒業まで、妹は同じタイミングで打ち切り

中国地方在住の60代女性も、亡き夫の実家で「嫌な思い」をしたと話す。

夫の実家では「親族の集まりで男は座って飲み食いし、女はひたすら食事や酒を出し続ける」という。

そうした性別ごとの役割意識の違いは、お年玉に差をつけるかたちでも表れたそうだ。

夫の実家に行くと、女性の息子(兄)は大学卒業までお年玉をもらえたが、3歳違いの娘(妹)へのお年玉は長男が大学卒業した年からなくなったという。

関西地方に住む50代女性も、地元の高校卒業後に好きな語学を学びたいと、英文科の短大進学を希望していたが、反対にあったと振り返る。

父親は賛成したが、母親と母方の祖母から「女に高等教育は要らない。そもそも、こんな田舎で英語など学んで何になる。就職しろ」と言われていたそうだ。

「友だちが進学する中、私は無理に就職させられました。今となってはこれが性差による差別だったのかなと思います」

さす九は「九州だけじゃない」、全国各地の女性から恨み節「姑にこき使われた」「短大進学も断念」

(出典 news.nicovideo.jp)

続きを読む

続きを見る(外部サイト)