【国際】米代表団の訪問は「挑発行為」 グリーンランド首相が非難
【国際】米代表団の訪問は「挑発行為」 グリーンランド首相が非難
グリーンランドの首相が米代表団の訪問を「挑発行為」と非難したことは、国際関係の複雑さを再認識させられる出来事です。今後の展開に注目が必要です。

アメリカの代表団が、デンマーク自治領グリーンランドを訪問することが発表されたのを受けて、グリーンランド自治政府の首相は「挑発行為だ」と非難しました。
ホワイトハウスは、バンス副大統領の妻・ウーシャ夫人らアメリカの代表団が27日~29日にかけて、グリーンランドを訪問すると明らかにしました。ウーシャ夫人は史跡を巡るほか、伝統的な犬ぞりレースを見学するとしています。またウォルツ大統領補佐官やライトエネルギー長官も同行し、アメリカ軍の基地を訪れるということです。
こうした動きについて、グリーンランド自治政府のエーエデ首相は23日、「挑発行為だ」と反発し、「単なる私的訪問とは思えない」との考えを示しました。また代表団とは面会しないとしています。
グリーンランドは北米からヨーロッパへの最短ルートに位置する戦略的要所で、トランプ大統領が購入に意欲を示しています。(ANNニュース)
