トランプ関税のツケはアメリカ国民に…「関税は輸出国が負担」は“ミスリード” 「1世帯当たりの追加出費は3800ドル増加」試算も

トランプ関税のツケはアメリカ国民に…「関税は輸出国が負担」は“ミスリード” 「1世帯当たりの追加出費は3800ドル増加」試算も

トランプ関税のツケはアメリカ国民に…「関税は輸出国が負担」は“ミスリード” 「1世帯当たりの追加出費は3800ドル増加」試算も
…世界に関税攻勢を仕掛けているトランプ政権は、関税は「輸出国が負担するもの」で「米国民に負担を負わせない」とミスリードしているのではないか。
(出典:)
トランプ政権下での関税政策がもたらした影響は計り知れません。特に「関税は輸出国が負担」という誤解が広がっていますが、実際にはそのコストはアメリカの消費者に直接的に影響を及ぼしているのです。平均して1世帯あたり3800ドル近くの追加支出が発生しているとの試算は、我々にその現実を理解させる重要なデータです。

1 ぐれ ★ :2025/04/09(水) 20:36:45.56 ID:+KDw0+oA9

※4/9(水) 17:02配信
FNNプライムオンライン

世界に関税攻勢を仕掛けているトランプ政権は、関税は「輸出国が負担するもの」で「米国民に負担を負わせない」とミスリードしているのではないか。

「関税は減税」大統領上級顧問の主張にCNNが疑念
CNNインターナショナルは1日、次のような文章をフェイスブックに掲載した。

「ホワイトハウス補佐官のピーター・ナバロ氏は日曜日(3月30日)、ドナルド・トランプ米大統領の関税によって今後10年間で6兆ドル(約900兆円)の収入が得られると予想していると述べた。これは、米国史上最大の増税となる可能性がある。
インフレーションを調整した場合でも、この金額は第二次世界大戦の戦費を賄うために1942年に導入された増税の3倍に相当する。
しかし、トランプ大統領の通商および製造業担当上級顧問であるナバロ氏は、これは増税ではなく減税だと主張している。これは、関税はアメリカの消費者が支払うのではなく他国の企業や国が支払うものだというトランプ政権が繰り返し主張している信条を反映したものだ。
しかし、ほとんどの経済学者は、アメリカが課す関税は外国ではなく、輸入品の価格上昇という形でアメリカの企業や消費者が支払っていると述べている」

ナバロ氏のFOXニュースの番組での発言で、その前提として同氏は、関税についてこうとも話している。

「関税は減税であり、関税は仕事を増やし、関税は国家安全保障にもつながる。関税は米国にとって偉大な効果をもたらし、米国を再び偉大にする」

つまり、関税は輸出国が負担するものであるため、増額されるとその分、米国民の負担する税金が軽減され、減税と同じメリットがあると言っているようなので、CNNがフェイスブックで疑念を投じたのだった。

関税は“アメリカ国民にツケが回る”
いうまでもなく、関税は商品を他国から国内に持ち込む企業や個人に支払いの義務があるものだ。そのコストは消費者の購入価格に転嫁されることが多く、究極には輸入国の国民が負担することになるはずなのだが、ハーバード大学で経済学博士号を取得したナバロ氏がそれを知らないはずがない。それをあえて「減税」と主張したのは、関税の増額に伴って物価が上昇し米国民の生活を圧迫することを予見させたくなかったからではないかと考えさせられてしまう。

実は、ナバロ氏が仕えるトランプ大統領は、かねて関税は輸出国が負担するものというレトリックを駆使しており、政権第1期の2019年5月9日に中国からの輸入関税を10%から25%に引き上げた際、ホワイトハウスで記者団に対して次のように語っていたのが記録に残っている。

「関税はほとんどが中国によって支払われている。ちなみに我々ではない」

しかし、関税は間違いなく米国国民にツケが回るのだ。

続きは↓
https://news.yahoo.co.jp/articles/5e9512aa3085d9eab0551c2277f73115e65c5df8

続きを読む

続きを見る(外部サイト)