【社会】イオンがカリフォルニア産米を販売、これが日本の食料安全保障に… (青沼 陽一郎氏)
【社会】イオンがカリフォルニア産米を販売、これが日本の食料安全保障に… (青沼 陽一郎氏)
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/88351
2025.5.16
(作家・ジャーナリスト:青沼 陽一郎)
歴史は繰り返すのか。それとも、企業気質なのか。
流通大手イオンが米国輸入のカリフォルニア産米を店頭販売する。その一報に触れた瞬間に、そんなことが脳裏をよぎった。
またしてもイオンか……。
それから滅入りそうになりながら、日本の食料事情を変えた過去を思い出していた。
高い関税をかけても国内産米よりまだ安いという米国産米
イオンのカリフォルニア産米の販売が、今後の日本の食卓へ外国産米の開放を招くものだとしたら、中国産野菜の日本への流入を導いたものイオンだったからだ。
コメの価格の高止まりや国産米の品薄が続く中で、イオンが東京の米国大使館で会見を開き、ジョージ・グラス駐日大使が同席して、カリフォルニア産の「カルローズ」という品種のコメを使った新商品「かろやか」を販売すると発表したのは、5月13日のことだった。価格は4キログラムで税込み2894円。来月6日から順次販売するという。
日本はミニマムアクセス米として、毎年77万トンを関税なしで海外から受け入れてきた。これ以外の民間輸入米には1キログラムあたり341円の関税を支払う。そうやって国産米の価格をより低く保持することで、日本の主食の自給を守ろうとしてきたはずだった。
だが、それだけの関税をかけても、イオンの販売するカリフォルニア産米は、高値の続く国産米より1割ほど安くなる。イオンの他にも流通大手の間では外国産米の販売を拡大する動きがあるとされる。もはや外国産のコメに市場を開放したに等しく、食料政策の失敗の傷口は広がっていくばかりだ。
中国産野菜の輸入に率先して注力
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/88351?page=2
(略)
※全文はソースで。
※関連スレ
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